新型電力システム国際標準の制定で中国が主導的な役割を担う

2022-08-21 16:23:24  CRI

 国際電気標準会議(IEC)は20日に開かれた2022国際標準化大会で、「世界初の新型電力システムコア技術国際標準化枠組体系の制定を中国が主導する。新型電力システムの構築の加速と、エネルギーのクリーン化および低炭素化の推進を目指す」と明らかにしました。

 新型電力システムは、風力、太陽光、原子力、バイオなどのエネルギーを利用し、相互に補うことによって、社会の電気化を支える電力システムのことを指します。これはエネルギーのクリーン化と低炭素化のモデルチェンジを促進し、カーボンニュートラルとカーボンピークアウトの目標を実現させるプラットフォームとも言えます。

 IECは、「中国の新エネルギーの出力と発電容量は長年連続で世界一を保っている。また、風力発電、太陽光発電、リチウム電池の産業規模と市場規模が世界一であることから、中国には新型電力システム発展をリードできる産業と技術がある。中国による主導は、新型電力システム国際標準体系と国際化戦略研究やグローバルエネルギーのモデルチェンジに役立つ」と示しました。(殷、謙)

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