外交部が駐中国米国大使を召喚 ペロシ氏の訪台に断固反対し強く非難

2022-08-03 15:12:45  CRI

 中国外交部の謝鋒副部長は2日深夜、命令に従いバーンズ駐中国米国大使を緊急召喚し、中国政府を代表してペロシ米下院議長の中国・台湾地区訪問について米国に対する厳正な申し入れと強い抗議を行いました。

 謝副部長は「ペロシ氏は天下の大罪を犯し、意図的に挑発と火遊びをした。一つの中国の原則と中米の三つの共同コミュニケの定めに甚だしく違反し、中米関係の政治的基礎に深刻な打撃を与えた。中国の主権と領土保全を深刻に侵害し、台湾海峡の平和と安定を深刻に破壊し、『台湾独立』分裂勢力に深刻な誤ったシグナルを送った。極めて悪質で、結果は極めて深刻だ。中国側が座視することは絶対にない」と述べました。

 謝副部長は、「米側は自らの過ちに代償を支払わなければならない。中国は必要な措置を取って断固として報復する。我々は言ったことを必ず実行する」と述べ、「台湾問題をもてあそんで政治資本を獲得しようと企むいかなる者も、その結果は『すべて水泡に帰す』だけだ。「台湾カード」を切って政治遺産を作ろうと幻想する者は、最終的には歴史の恥辱の柱に釘で打たれてはりつけになる」と述べました。

 謝副部長は「大きな流れに逆らってはならない。民意に反してはならない。火遊びは必ず自滅する」と述べ、「台湾は中国の台湾であり、いずれ祖国の懐に抱かれる。いかなる国、いかなる勢力、いかなる者も、中国政府と国民による、国家主権と領土保全を守り、国家統一と民族復興を実現する強固な決意、確固な意志、強大な能力を過小評価してはならない」と強調しました。(Mou、鈴木)

 

ラジオ番組
KANKAN特集