世界で最も幅が広い鋼箱桁斜張橋方式の海峡大橋、深中通路の中山大橋が順調に連結

2022-06-29 15:40:14  CRI

 世界で最も幅が広い海峡に架設された鋼箱桁斜張橋となる、広東省の深セン市と中山市を結ぶ高速道路の深中通路の中山大橋の橋梁部分が28日、中央部分で順調に連結されました。深中通路の建設が大きな進展を遂げたことになります。

 

深中通路の中山大橋が順調に連結 

 深中通路は全長が24キロで、香港と珠海、マカオを結ぶ港珠澳大橋に続き、もう一つの「橋、島、トンネル、水中相互接続」を一体化した世界レベルの海を越える交通ルートの総合プロジェクトです。橋梁部分は計約17.2キロで、中山大橋は本プロジェクトの重要な工事の一つです。メーンスパンは580メートルで、東西に2つの主塔が設置され、双方向で8車線が設けられます。

 中山大橋の鋼箱桁は、現在のところ世界で最も幅が広い斜張橋の鋼箱桁であり、「積み木を組み立てる」ような工事の実施は一連の新しい挑戦であり、リスクもあったとのことです。

 設計チームは各建設参加部門と協力して議論と研究を重ね、比較と選択を繰り返した結果、最終的に「斜張橋ケーブルを事前に張ることと、主桁を段階ごとに溶接する技術」を採用し、技術上の難関を解決して多くの成果を収めました。(閣、鈴木)

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