四川・欧州・アフリカ国際友好都市世界遺産対話会が開催=四川省都江堰市

2022-06-13 18:51:54  CRI

四川・欧州・アフリカ国際友好都市世界遺産対話会の様子

 中国南西部の四川省都江堰市で9日、四川・欧州・アフリカ国際友好都市世界遺産対話会が開かれました。対話会では活発な意見交換が行われ、世界遺産保護のための国際協力を強化することで合意に達しました。

 四川省外事弁公室の張業初副主任は式辞で、「世界遺産は人類文明の知恵の結晶であり、異なる国や民族の交流と対話の架け橋でもある」と強調しました。

 また、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の曲星事務局次長は、「この対話会は、各国の都市協力や世界遺産保護の促進に重要なチャンスを提供した」と高く評価しました。

 会場では、ビザンチンやキリスト教関連の博物館、ブリュッセルのグラン・プラスなどの世界遺産保護の経験事例がオンラインで紹介されたほか、都江堰市や峨眉山市などの関係者や専門家が、世界遺産の保護と発展をテーマに深い交流を行いました。また、「四川・欧州・アフリカ国際友好都市の世界遺産に関する都江堰イニシアティブ」を全会一致で採択し、将来的に相互補完的な資源共有を促進し、共に世界遺産保護の国際協力に取り組んでいくことを表明しました。(Lin、MN)

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