いかなる外国勢力もチベット問題に干渉してはならない=外交部

2022-05-19 18:21:27  CRI

 外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で、「チベット問題は完全に中国の内政であり、いかなる外国勢力も干渉してはならない」と強調しました。 

 報道によりますと、ウズラ・ゼヤ米国務次官兼チベット問題担当特別調整官は18日、インドでいわゆる「チベット亡命政府」の指導者および一部の代表と会見しました。 

 これについて、趙報道官は「いわゆる『チベット亡命政府』は完全なる分裂主義政治集団であり、中国の憲法と法律に違反する不法組織であり、世界でこれを認めている国は一つもない。14世ダライ・ラマは宗教家のふりをした政治亡命者であり、長年にわたり反中国分裂活動に従事し、チベットを中国から分裂させようと企んでいる。チベット問題はあくまでも中国の内政であり、いかなる外国勢力も干渉してはならない。米国によるいわゆるチベット問題担当特別調整官の設置は、中国の内政に干渉する行為だ」と指摘しました。 

 趙報道官は、「米国側は、チベットが中国の一部であることを認め、チベット独立を支持しないという約束を厳守し、チベット問題を利用して中国の内政に干渉することをやめ、ダライ・ラマの反中国分裂活動を支援しないよう具体的な行動をとるべきだ」と求めました。(ZHL、MN)

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