新疆初の高高原空港、実地テスト飛行開始

2022-05-19 12:40:27  CRI

テスト飛行が行われているタシュクルガン空港 

 新疆ウイグル自治区初の高高原空港であるタシュクルガン空港で18日から2日間にわたる実地テスト飛行が行われています。初日にはエアバスA319-115型旅客機が滑走路に無事着陸し、試験飛行に成功しました。  

 新疆カシュガル地区のタシュクルガン・タジク自治県に建設された同空港の標高は3258.4メートル。国際的には標高2438メートルを超える空港は「高高原空港」と呼ばれており、同空港は新疆初の高高原空港として、一般的な空港よりも運行環境が複雑で、要求もより厳しい状況にあります。今回の実地テスト飛行の任務は、従来の飛行プログラムや最低限の運営基準、滑走路、ナビゲーション設備、気象施設などを検証することです。  

 同空港は今年7月に正式に通航する予定で、年間の利用旅客数は16万人、貨物と郵便の取扱量は400トンに達すると見込まれています。現時点では、タシュクルガンと、カシュガル、ヤルカンド、ウルムチ、イニン、アクソなどを結ぶ路線が予定されています。(朱、柳川) 

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