北京
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江蘇省南京市の余さんは昨年、ある小児患者に造血幹細胞を提供しましたが、患者の回復状況があまりよくないことを知って再び、造血幹細胞を提供することを決め、患者を励ます手紙も送りました。
南京中医薬大学医学院の修士課程に在学中の余さんは2021年11月、成都市の4歳の患者に造血幹細胞を提供しました。余さんは学部在籍時に造血幹細胞提供者登録をしました。昨年8月、四川省赤十字から4歳の患者とHLA型が一致しているとの連絡が入り、11月に4時間余りをかけて余さんから201ミリリットルの造血幹細胞が採取されました。
病室内の余さん
ところが今年3月、患者の回復状況があまりよくないとの連絡が四川省赤十字からあり、リンパ細胞の再採取を要請されました。余さんは迷わず承諾し、4月20日に南京市内で3時間余りをかけて採取された124ミリリットルのリンパ細胞が直ちに四川省に送られました。
南京の病室で2回目の採取を終えた余さん
余さんが患者に送った手紙には、「病気克服、頑張って!あなたと出会えたことに感謝しています。あなたと結ばれたことで、これからの生活をより確実に歩むことができ、社会に奉仕する心をより固めることができました」と書かれていました。(閣、柳川)