習主席 ボアオ・アジアフォーラムでアジアの未来について語る

2022-04-22 18:34:10  CRI

 習近平主席は21日、海南省のボアオで行われたボアオ・アジアフォーラム2022年年次総会の開幕式で「試練に共に立ち向かい 協力して未来を切り開く」と題する基調演説を行いました。習主席はビデオ形式で行ったこの演説で、「アジアがよくなってこそ、世界はさらによくなる」などと論じました。

  習主席はアジアのこれまでの数十年間の歩みについて「全体的に安定を保ち、経済成長も加速しつづけて、『アジアの奇跡』を出現させた」と指摘しました。その上で、「対話と協力をもってゼロサムゲームに取って代え、開放と包摂をもって閉鎖と排他に取って代え、交流と学びあいをもって独りよがりに取って代える。これがアジアとして持つべき度量と気品である」と述べ、「国の大小や強弱、域内あるいは域外にかかわりなく平和発展の道を共に歩むと同時に、協力とウィンウィンの大計を共に図らねばならない」と、団結し進歩するアジアという大家族を共に築く必要性を強調しました。

 習主席また、「世界各国は運命を共にする大船に同乗している。荒波を乗り越え明るい未来に向かうために、船を同じくするものは助け合わねばならない。誰かを海に投げ込もうとすることは受け入れられない」と述べました。(朱、鈴木)

第4回中国国際輸入博覧会に出展した日本のキヤノン社、韓国のサムスン社、アフガニスタンのじゅうたん、タイの食品及び農産物のブース。2021年11月7日撮影

「OneAsia アジア祭2022」および中日文化交流祭に参加した若者。2022年4月9日撮影

カンボジアのプノンペンに到着した中国からの第8陣新型コロナウイルスワクチン。2022年3月29日撮影

 

ボアオ・アジアフォーラム2022年年次総会会場。2022年4月21日撮影

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