千年の歴史を誇る潭柘寺 Aちゃんも漢服でお花見!

2022-04-13 17:02:33  CRI

 春の足跡を追って、北京西部・門頭溝区にある潭柘寺へとやって来ました!市の中心部からは30キロほど離れていて、緑豊かな老木の森と美しい山々、珍しい二色のモクレンの木があるほか、大雄宝殿の裏手には樹齢千年のイチョウの木があります。

 潭柘寺は西晋の永嘉元年(西暦307年)に建立され、約1700年の歴史があります。そのため、「まず潭柘寺があって、その次に北京の街ができた」という言葉も知られています。当初は「嘉福寺」という名前で、清の康熙帝に「岫雲寺」と名付けられましたが、民間ではずっと「潭柘寺」と呼ばれ続けていたそうです。「潭柘寺」の名の由来は寺院の裏側にあった龍潭という泉と、柘(ヤマグワ)の木だそうです。

 少し山を登ると、まず目に入るのはとても大きなライラックの木です。満開の白い花からは穏やかな香りが感じられます。

 そして、絶対に見なきゃ損なのが、珍しい二色のモクレン「二喬玉蘭(ソコベニハクモクレン)」の木です。なんと樹齢400年以上!花びらが大きくて、とってもきれいです。北京市に知らない人はいないほどの、有名な花です。

 青い空を見上げて、点在する花を視界に入れながら山の空気を吸うと、とっても気持ちいい!

 実は今日は漢服を着てやってきたのですが、とても穏やかな気持ちになれますし、ここの景観にはぴったりです。私のほかにも、漢服を着ている女性たちを見かけました。中国の漢服ブームは、もはや日常の一部になりつつあるようです。

 潭柘寺での春の散策はおすすめです!ぜひ一度足を運んでみてください。 

営業時間:8:30~16:30(16:30入場停止)

場所:北京市門頭溝区潭柘寺鎮潭柘寺潭柘山下

交通:苹果園駅から931番のバスに乗り、終点で下車

公式サイト:http://www.bjtanzhesi.com.cn/  

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