中国自主開発の気象無線模写通報 南海海域をカバー

2022-03-24 11:14:22  CRI

 中国交通運輸部南海航海保障センターと広州海岸ラジオ、広東省気象局が23日、共同で南海の気象無線模写通報サービスを提供し始めました。

 南海海域を航行する船舶は、台風や降雨、波浪実況・予想図を含む中国が自主開発・発信する気象無線模写通報を受信できます。これにより、南海海域における気象無線模写通報の空白が埋まり、船舶の航行の安全がいっそう確保されるとみられています。

   気象無線模写通報は船舶が海上の気象情報を獲得する重要なルートの一つで、通常の気象予報と比べ、予想図という模写情報が提供され、充実した情報が伝えられ、予報の時間が長いなどの特徴に恵まれ、気象災害の早期警戒予報や船舶の航行の安全に重要な役割を果たしています。

   今回スタートした海上無線気象模写通報サービスは南海および周辺水域をカバーし、広州海岸ラジオは毎日、海水面、降雨、風力予報、波浪予報、台風予報、南海海区予報など11種類以上の気象予報を出します。(Lin、野谷)

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