印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの作品17点が、5月4日から7月11日にかけて、香港文化博物館で展示されることになりました。主催側は、期間中にのべ20万人の入場を見込んでいます。
モネの原画が香港で展示されるのは今回が初めてで、展示作品には「睡蓮」や「ジヴェルニー、春の効果」などが含まれます。これらの作品はフランスの国家級博物館や個人コレクションから選び出されたものです。
今回の展示会のテーマは、モネが滞在していたノルマンディー、ロンドン、ジヴェルニー、ヴェニスの4つの土地です。音声や映像などのマルチメディア技術を生かした展示を通して、これらの町の昨今の風景を楽しんだり、モネの創作活動の現場の雰囲気を感じたりすることができます。
1840年に生まれたクロード・モネは、1850年代から野外スケッチを始め、一つの土地に数年間滞在することで、時間をかけて季節の移ろいや異なる表情を見せる自然の美を描き続けました。(朱、謙)
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