北京
PM2.523
3/-2
「2018上海・日本映画週間」のオープニングセレモニーが17日に上海の新衡山映画館で行われました。片山和之在上海日本国総領事、任仲倫上海映画集団総裁、さらに上映作品の監督、俳優などが出席し、600人近くの観客が参加しました。
上海国際映画祭の正式なイベントとして、日本映画週間は2006年から始まり、今年で13年目を迎えました。今年は日本公開前の作品を含む『いぬやしき』、『今夜、ロマンス劇場で』、『3D彼女 リアルガール』、『きみの声をとどけたい』など8本の人気映画が上海市内各地の映画館で上映されています。
片山和之総領事
日本映画週間の開幕式に参加した片山和之総領事はあいさつで、「今年は日中平和友好条約締結40周年である。先月、李克強総理が日本を訪問中、両国は日中共同映画製作の促進を図る協定に調印し、日中映画交流はまた一つ新しいページを開いた。昨年、日中共同製作による『追捕MANHUNT』や『空海―KU‐KAI―』が公開されたが、今回の正式な協定締結を通じて、今後、中国内での日本関連映画の上映がますます増えることを願う」と述べました。
任仲倫総裁
任仲倫総裁は、「中日の映画交流の歴史は古くから続いている。1980年代から日本の多くの映画が中国で上映され、中国の観客は映画を通して、たくさんの日本の芸術を知った。日本映画週間が設立されてからの13年で、多くの優秀な映画はこのプラットフォームで上映され、人々に日本の社会や文化をより一層理解させ、両国の友好交流に役割を果たしてきた」と話しました。
畑泰介監督
また、映画監督や主演俳優らも登壇し、挨拶しました。『イマジネーションゲーム』の畑泰介監督は、「われわれが作った映画が日本と中国をつなぐ文化交流の架け橋になるのはたいへん光栄に思う」と語りました。
俳優・本郷奏多さん
『いぬやしき』に出演した俳優の本郷奏多さんは、「このような素晴らしい映画祭のオープニング作品に選ばれて、とても嬉しい」と感想を述べました。
犬童一利監督
さらに『きらきら眼鏡』の犬童一利監督は、「日本と中国の記念すべき年に映画を上映することは非常に意義がある」と語りました。(取材:李陽 チェック:星)
関連ニュース
ギャラリー