北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は29日の定例記者会見で、台湾当局による「中国大陸が金銭外交を行っている」との言い方は「全く事実無根だ」と反論しました。
中国とブルキナファソがこのほど国交を回復したことを受け、蔡英文氏が先頃、台湾当局は大陸と金銭外交の競争を行うつもりはないと発言したことに関し、華報道官は、「世界には1つの中国しかなく、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府であり、台湾は中国領土の不可分な一部分だ。これは国連決議で認められているだけでなく、世界中の大多数の国々の普遍的な共通認識でもある。中国政府は過去においも、現在と未来においても、1つの中国の原則を用いて取引することは決してない。あらゆる国際的視点と常識を持っている人であればはっきりとわかっていることだ」と述べました。
華報道官はまた、「ブルキナファソが台湾側との所謂“外交関係”を断絶し、中華人民共和国との国交を回復したことは、同国政府が自ら下した正しい政治的決断であり、国際法と国際関係のルールに合致するもので、両国国民の根本的かつ長期的な利益と、時代の発展のトレンドに合致したものでもあり、ブルキナファソの与野党と各界から一致した支持を得ている」と強調しました。(洋、む)
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