中国の環境保護への投入額は、向う5年間で合わせて1兆4000億元に達することが明らかにされましたが、これらの資金は主に水質汚染の防止、大気環境の整備と、固体廃棄物の処理などに充てられます。
これは国家発展改革委員会の環境保護・資源利用担当の高官何炳光氏がこのほど上海で発表したもので、何炳光氏はその際、「向う5年間、中国は、重要流域の水質汚染の処理と主要都市の工業廃水の処理に必要な投資を増やし、大中都市の大気環境を総合的に整備し、都市の二酸化硫黄の排出を重点的に減らし、自動車による排気ガスの排出量と煙や塵の排出量を抑制していく。中国はまた、省クラスの危険廃棄物処理センターを31ヶ所で設置し、廃棄資源と工業固体廃棄物の総合利用に対する投資を増やし、都市のゴミの無害化処理施設の設置に力を入れていく」と述べました。
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