中国林業省は、このほど、「これまでの5年間で、北京、天津などの地区の砂地面積が16万ヘクタール近く減っており、北京の黄砂対策に役に立った」と明らかにしました。
首都北京と天津の生態環境を改善するため、2000年に、中国は、10年間にわたる北京・天津黄砂防止プロジェクトを発足させました。このプロジェクトは、北京、天津、河北省、山西、内モンコ自治区に及んでいます。これまでに、このプロジェクトが実施された地区では、400万ヘクタールの人造林が増え、樹木や草のカバー率は2割から3割ぐらい増加し、生態状況が明らかに改善されました。
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