先月末の総選挙で勝利をとったイスラエルの新党カディマは9日、2008年から引き続きヨルダン川の西岸から撤退するという一方的な行動計画を実施することを明らかにしました。
これはカディマが新内閣の組閣について右翼政党・リクードと交渉した際、明らかにしたことです。交渉に参加したリクードのメンバーによりますと、カディマは、この計画について国民投票を行うつもりがないと示したということです。
リクードのメンバーは、「カディマがこうした立場をとっていることから、リクードは、カディマと連立政権をつくる可能性が低い」としています。
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