イスラエル選挙委員会が29日未明発表した統計によりますと、99.7%の投票結果を対象とする統計では、イスラエルのオルメルト首相代行が率いる中道新党のカディマは120議席のうち28議席を獲得し、第一党になったということです。
中道左派、労働党は20議席を獲得し、第2位となり、右派リクードは11議席を獲得し、第3位となりました。
オルメルト首相代行は当日、大まかな結果が発表された後「パレスチナとの交渉を通して、パレスチナとイスラエルの国境を決めたい。もし、パレスチナと和平協定を結ぶことができないならば、イスラエルは一方的な行動を取る」と表明しました。
同日、パレスチナ評議会は原理主義組織のハマスによって発足された新しいパレスチナ自治政府メンバーの名簿を可決しました。24人の閣僚候補で、ハマスは内政、外交などの重要なポストを占めています。
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