イスラエル、カディマ党の重要人物であるラモン氏は26日、カディマ党が総選挙で勝利すれば、イスラム原理主義組織ハマスが指導するパレスチナ自治政府と対話する可能性を真剣に考慮すると述べました。
ラモン氏はその中で、「イスラエルとパレスチナが中東和平ロードマップの下で交渉を再開する前提条件は、パレスチナに権力機関や、憲法、治安部隊がそれぞれ一つしかないこと、そして、ハマスは暴力を放棄し、イスラエル国家の存在及び双方がすでに合意したすべての協定を承認することである」と強調しました。
ラモン氏はさらに、「カディマ党が総選挙で勝利すれば、ハマスがその過激な立場を変化させるまで6ヵ月から1年間待ちたい。もしその後ハマスに変化が見られない場合、カディマ党が指導するイスラエル政府は新たな行動に踏み切り、パレスチナとの接触を断絶する」と語りました。
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