これまで中国では「ハデ婚」志向が主流で、シンプルな結婚は「メンツが立たない」とされてきたが、遼寧省長春市では最近、都市部の若者たちの間で、いわゆる「ジミ婚」が増えている。一般に、親戚や知人友人に「結婚のお知らせ」を出すだけだ。
市内に住む楊さん夫妻は、婚礼衣装をまとった2人の写真、新婚旅行の写真に「愛情宣言」を添えたカードを作り、「喜糖」(結婚式の時に配る祝いの飴)を添えて、親しい人たちに送った。受け取った人が開封し、読み終われば「結婚式」は終了だ。
専門家は「社会の発展や考え方の進歩に伴い、結婚式の挙げ方も一様ではなくなっており、個人のカラーが濃くなりつつある」と述べる。(編集YS)
「人民網日本語版」
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