遼寧省瀋陽市は24日から、大雪に見舞われた。規模は今年の立春以降で最大。一部地域では15センチ以上積もった。瀋陽市公安局交通警察支隊は同日午後4時から、悪天候下の渋滞回避マニュアルを実施し、1千人以上を動員して交通整理に当たらせた。同市の中心気象台は25日、雪害警報「赤」(3段階のうち最高)を発布した。25日午後7日までに、市全体で約1万人が除雪作業に当たり、除雪車のべ3千台が道路の除雪作業を行った。26日午前6時までに、市内の主要道路75本すべての除雪が完了した。雪の勢いが弱まり、雪が止んだため、瀋陽市の桃仙国際空港は25日午後3時に航空機の離着陸を再開。瀋陽市と遼寧省各地を結ぶ高速道路も、封鎖が徐々に解除された。
写真(左):25日、瀋陽市の桃仙国際空港で除雪作業を行う除雪車
写真(右):瀋陽市正陽街で除雪する除雪車
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