ハマスの指導者で、パレスチナ新しい首相であるハニヤ氏は19日ガザ地区で、新しい閣僚リストと執政綱領をアッバス自治政府議長に手渡しました。
報道によりますと、新しい内閣は24人からなり、ハニヤ首相はそのリストを明らかにしませんでしたが、ハマス指導者の一人ザハル氏は外相の候補で、もう一人の指導者サヤマ氏は内相候補だとしています。
ハマス筋は、ハニヤ首相はハマスの高官シャエル氏をヨルダン川西岸地区担当の副首相に任命するとのことですが、シャエル氏本人は、教育相をも兼任すると発表しました。
マスコミの報道によりますと、執政綱領には、抵抗闘争を継続してイスラエルの占領に終止符を打つことの堅持、イスラエルとの協議に対しては責任を取っての対応などの内容が含まれています。
アッバス議長は新しい閣僚リストと執政綱領を受け取った後、関係部門は、法的プロセスに従って、内閣発足作業を完成すると述べましたが、ハマス主導の内閣発足計画に同意するかどうかについてはコメントを拒否しています。
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