アメリカ・ホワイトハウスのマクレラン報道官は6日の記者会見で、「国連安保理は来週イラン核問題について討議を行うが、アメリカはその際、強硬な声明を発表する」と述べました。
マクレラン報道官は、「安保理がまず取るべき段取りは、イランへの制裁実施ではなく、強硬な声明を発表して、イランの指導者に何をすべきか、どのような措置を取るべきかをはっきりと述べることだ」とした上で、アメリカはこれからもイラン核問題の外交的解決のルートを見出していくとの姿勢を表明しました。
アメリカの新聞「ワシントンポスト」は、アメリカは国連安保理の討議に付す声明草案をすでに作成しており、この声明は、イランが30日内にIAEA・国際原子力機関の調査チームとの協力をはじめ、またその核計画の実施を停止しなければ、イランはこれまでより厳しい外交的圧力を受けるだろうとしていると報道しています。
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