アメリカの国務省は8日、『2005年度国別の人権報告』を発表し、自国の人権状況に言及しないまま、他の国の人権状況に対して多方面にわたる非難を行っています。
その報告はイランや朝鮮、ミャンマー、ジンバブエ、キューバを含む7ヶ国の人権状況を勝手に批判し、中国、特に中国チベット地区の人権状況にもむやみに口を挟んでいます。
アメリカは毎年他国の人権状況を批評する報告を出していますが、毎回これらの国々に反駁・非難されています。多くの国はアメリカが人権問題で二重基準を取り、事実の歪曲を惜しまず他国の人権状況を非難するとともに、自国の人権状況に目をつぶっていると非難しています。
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