アメリカ下院民主党の議員ジョン・ムーサ氏は5日、CBSのテレビ番組で、イラク駐留アメリカ軍は、アメリカの世界的な反テロ戦争に対してマイナスの影響を与え、アメリカ軍は引き続きイラクに駐留すべきではないと述べました。
ムーサ議員は、更に、「アメリカがイラクで資源を無駄に使っているだけではなく、イラク民衆の支持をも失ってしまった。アメリカ軍が撤去すれば、イラク人はテロ取締りでよりよく役割を果たすことができるだろう」と述べました。
ムーサ議員は去年11月、「イラク駐留アメリカ軍はすでにその任務を終えた。これから外交手段を通してイラクの安全と安定を維持すべきだ」と指摘する一方で、中東地区に機動部隊を配置するよう主張しました。
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