パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの指導者メシャル氏は6日、シリアの首都ダマスカスで、全ての政治会派が新政府の設立に参加し、パレスチナ内部の団結を強化するよう呼びかけました。
メシャル氏は、「ハマスの次期段階の優先的な任務はパレスチナ内部の団結を強化し、局面の揺れ動きを避け、新政府を作り、パレスチナ解放機構(PLO)を再建するということだ」と述べました。
当日、新しいパレスチナ評議会は第1回会議を開きましたが、ハマスとPLOの主流派ファタハは関連の法案について意見が食い違っています。
別の報道によりますと、サウジアラビアを訪問中のフランスのシラク大統領は当日リヤドで、「フランスは、パレスチナ人民の政治的選択を尊重し、ハマス制裁に賛成しない」と述べました。
同じ日、カナダを訪問中のロシアのラブロフ外相はオタワで、「ハマスは中東和平『ロードマップ』の基礎の上でイスラエルと交渉する可能性を排除していない」と語りました。
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