遼寧省の一部の地域では、12日から降り始めた豪雨のため、道路や交通が被害に遭い、過去10年間でも最悪の状況という。同省交通庁の最新統計によると、15日午後8時現在、豪雨で寸断された道路は全省で53本に上る。
豪雨による遼寧省の道路被害は深刻さを増し、国・省級の幹線道路(瀋撫高速道路を含む)11本、県級の道路42本が洪水で通行不能の状態だ。下夾河、葦子峪、清河、振興、河坎子など13の郷・鎮で外部との交通が遮断されている。
省内各クラスの交通部門は現在、緊急救助活動に全力を向けている。救助活動には、省内の交通部門から作業員のべ2万3824人、車両設備のべ6096台が動員され、土のう袋36万4千枚、ワイヤー・金属ロープ69.6トン、木材1152立方メートルが調達されている。(編集SN)
「人民網日本語版」
|