パレスチナ・イスラム原理主義組織ハマスは15日、ヨルダン川西岸地区における最高幹部アブデルアジズ・ドゥエイク氏を評議会の議長候補に指名することを決めました。
ハマスはこのほか「ハマスのガザ地区の最高幹部イスマイル・ハニヤ氏をパレスチナ自治政府の首相に指名した。新しい評議会の初回会議は今月18日に開かれるが、その後、自治政府の組閣活動は2月末から3月始めに完了する」と表明しています。
別の報道によりますと、イスラエル政府は15日に「ハマスが組閣した後、国際社会はパレスチナに人道的援助を引続き提供することを認めるが、これら援助資金がハマス支配下のパレスチナ政府に占用されないことを前提とするべきだ」としています
アメリカのライス国務長官は当日、「アメリカはパレスチナへの人道的援助を中断させないが、ハマス支配下のパレスチナ政府に対しては如何なる援助をも提供しないことになる」と表明しました。
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