アメリカのラムズフェルド国務長官は2日、「アメリカのテロ取締り戦争は進展を収めたものの、テロリズムが所有する兵器の危険性がますます増していることから、アメリカに対するテロ脅威は以前よりも大きくなった」と強調しました。
これはラムズフェルド国務長官が当日ワシントン・ナショナル・プレスクラブで談話を発表した際語ったもので、ラムズフェルド国務長官はその際、「いま、テロリストの勢力は弱まり、大きな圧力を受けているものの、なおも世界で活動する能力を持っている以上、これまで以上に大きな破壊力をもつ兵器を求めている。アメリカの対策としては、あらゆる可能な手段をとって、テロリストの大規模殺戮兵器の獲得を防ぎ、自国の防衛を強めると同時に、『友好諸国』のテロ取締り能力の増強に協力していく。テロリストの脅威を決してみくびってはならず、アメリカ人は長期的なテロ取締り戦争の継続に備えなければならない」と強調しました。
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