1月31日、FRB・アメリカ連邦準備制度理事会は、定例のFOMC・連邦公開市場委員会会合で、FF・フェデラルファンド金利の誘導目標を4.25%から4.5%に引き上げると発表しました。
FOMCの発表によりますと、アメリカは、景気が拡大し、インフレ率も低い水準を保っていますが、エネルギー価格の上昇などによるインフレ圧力が依然として存在することから、より穏やかな金融政策が必要であるということです。
FRB が金利を引き上げるのは、小刻みな利上げを初めて実施した2004年6月から、今回を含めて14回連続となります。
FF・フェデラル・ファンド(Federal Funds)とは、アメリカの銀行が連邦準備銀行(中央銀行)に預けている無利息の準備預金で、その金利は、銀行が中央銀行に預け入れるフェデラル・ファンドを調達するために、銀行間市場において無担保で資金を貸借する場合の利息です。
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