国連のデゥジャリクスポークスマンは11日の記者会見で「国連のアナン事務総長はイランがこのほど、ウランの濃縮活動を再開したことに深く注目している」と述べました。
デゥジャリクスポークスマンは「ここ数日、アナン事務総長はIAEA・国連原子力機関のエルバラダイ事務局長とイランの核問題について何回も電話会談をした。アナン事務総長は外交手段によるこの問題の解決のために努力を払ったイギリス、フランス、ドイツ及びロシアの努力を高く評価し、現段階では、主に、IAEA及びEU ・欧州連合を通じてイランの核問題を解決すべきだ」と述べました。
エルバラダイ事務局長も同日声明を発表し、「イランは関係方面との対話を再開し、透明な方式で、IAEAと協力すると同時に、国際社会に核活動の平和利用を保証する。これはイランの核平和利用の権利を確保する条件であり、問題を全面的かつ公平に解決する方法でもある」と述べています。
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