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イタリアのフィーニ外相は、11日ローマで、声明を発表し、「イタリアはイランが核燃料研究計画を再開することに深く関心を持っている。イランが核問題で進んで善意的な行動を取らなければ、国際社会はよりよい方法でこの問題を解決する」と述べました。
フィーニ外相は、「イラン核問題で国際社会の立場は一致している。イランが核燃料研究を再開したことは国際社会への挑戦である。これはイランが中東地域において潜在的かつ積極的な役割を果たすことを放棄したことを意味している」と強調しました。
イランは10日、IAEA・国際原子力機関の監督の下で、核燃料研究施設の封印を外し、核燃料研究を再開しました。この行動はイギリス、ドイツ、アメリカ、フランスとロシアの不安と注目を引き起こしました。イギリスのブレア首相は11日、「イギリスは、イラン核問題の安保理付託で、国際社会の支持を求める」と述べました。ロシアのイワノフ国防相は11日、「ロシアは安保理常任理事国としてイラン核問題の情勢に基づき、行動を取る権利がある」と語りました。
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