イランの核問題をめぐるイギリス、フランス、ドイツとイランの交渉が21日、ウィーンで開かれました。
およそ5時間にわたって行われたこの交渉で、双方は意見の違いを食い止めるため、来年の1月に交渉を再開することに同意しました。
今年8月、イランが濃縮関連の転換施設を再稼働させたことからこの交渉は中断されました。今回の交渉は8月以来はじめての正式交渉です。
これについて、EU・欧州連合の代表は「交渉は率直的な雰囲気で行われ、双方は各自の立場を述べた」と話しました。
イランの外交官は「今回の交渉の主な目的は今後の交渉を継続させるため枠組みを設けることにある。来年1月に交渉を再開する場合、より多くの面で見解の一致を達成できるよう願っている」との考えを示しました。
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