イスラエルのエルサレムにあるハダッサ病院の医師は5日夜「シャロン首相の脳は、脳卒中と大量出血によって永久的に破壊されていることから、職務復帰は不可能だ」と述べました。
ハダッサ病院の院長はインタビューに答えた際、「現在、シャロン首相は昏睡(こんすい)状態にあり、機器に頼って呼吸を維持している。この状態は少なくとも48時間続く。脳卒中と出血により、シャロン首相の脳がひどく破壊された。しかし、シャロン首相が目が覚ますまで、影響を受けたのが運動機能か、思考機能か診断できない。ただ、瞳孔が光に対して反応することから、脳が機能していることは分かっている」と述べました。
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