エルサレムのハッダサ病院の医師は5日、「今のところ、イスラエルのシャロン首相はまだ昏迷状態にあり、この状態は今後48時間続くだろう」と明らかにしました。
この医師は、「シャロン首相は少なくとも今後2日ないしは3日間は重度の麻酔状態にあり、呼吸器で生命を維持している」と述べました。
地元メディアの報道によりますと、この医師は6日午前、シャロン首相の大脳検査を行うとしていますが、早くとも8日にならないと、昏迷状態からの回復措置をとることができないということです。
シャロン首相は5日午前、頭部の手術を受けましたが、病院側は、「シャロン首相の病状は依然として深刻ではあるが、状態が安定している」としています。
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