イスラエルのシャロン首相は4日夜、重度の脳卒中で再び入院し治療を受けています。各国の首脳はシャロン首相の健康状態に関心を寄せています。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は5日、ラマラで談話を発表し、シャロン首相の病状に憂慮を示す同時に、「パレスチナ評議会選挙が予定通り、行われることに影響はない」と述べました。パレスチナ自治政府のクレイ首相もこの日、シャロン首相が一日も早く健康を回復するよう祈っている」と述べました。
アメリカのブッシュ大統領は4日夜、「シャロン首相は勇敢な平和の戦士だ」と称賛するコメントを発表しています。
5日、国連のアナン事務総長、フランスのシラク大統領、ロシアのプーチン大統領、イタリアのベルルスコーニ首相、ドイツのメルケル首相、イギリスのストロー外相、EUの共通外交・安全保障政策担当のソラナ上級代表、日本の小泉首相らもシャロン首相の健康状態に関心を示しました。
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