イラン国家原子力機関のサイディ副議長は3日、「イランは核燃料の研究を再開する」と表明しました。これを受けて、国際社会にはさまざまな反応が出ています。
サイディ副議長は3日テヘランで、「イランは数日内に2年以上中断した核燃料の研究を再開する。研究再開が始まってから、イランのすべての核活動はIAEA・国際原子力機関の監督の下で行う」と表明しました。
これを受けて、IAEAのエルバラダイ事務局長は3日、「ウラン濃縮に関するすべての核活動を停止することはイランの信用を築くカギである」と表明しました。フランス外務省とアメリカ国務省のスポークスマンも当日イランの核燃料に対する研究再開への反対を示しました。
ほかの報道によりますと、イラン外務省のアセフィスポークスマンは3日、「ロシアは7日核問題代表団を派遣してテヘランへ赴き、ウラン濃縮問題に関する正式提案をイラン側に提出する」と述べました。
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