アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは3日ワシントンでの記者会見で、「イランが核燃料の研究を再開することに猛反対する」と語りました。
マコーマックスポークスマンは、「イランはずっと原子力の民用を口実に核兵器の研究開発を続けているため、その核燃料の研究再開を許さない。アメリカの立場から言えば、イランがいかなるウラン関連の活動をしても、国際社会は措置を講じて阻止しなければならない」と表明しています。
マコーマックスポークスマンはまた、「イランを制裁するため、アメリカはイランの核問題を国連安保理に提出する」と重ねて表明しました。
一方、イラン国家原子力機関のサイディ副議長は当日テヘランで、「イランは数日内に2年以上中断した核燃料の研究を再開する。核燃料の研究再開が始まってから、イランのすべての核活動はIAEA・国際原子力機関の監督と協調の下で行う」と述べました。
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