アメリカ軍参謀長会議のペース議長は25日、イラク民衆が外国駐留軍の早期撤退を希望していることを認めました。
アメリカのメディアが26日報道したところによりますと、ペース議長は当日、テレビインタビューに答えた際、「イラク民衆は駐留連合軍が『明日』イラクから撤退してほしい、とはいわないものの、『一日も早く』撤退するよう希望している。駐留軍の規模を調整するため、イラク駐留米軍は毎月イラク情勢を評価している」と述べました。
ペース議長はまた、「国防総省には、来年末までにイラク駐留軍を10万人以下に削減する計画はない」と語りました。
アメリカのメディアが10月と11月にイラクで行った世論調査結果によりますと、三分の一のイラク民衆は外国軍の駐留に反対だということです。
|