パレスチナ自治政府のアッバス議長とイスラエルのシャロン首相は24日、それぞれ、新しい一年は、両国の平和を実現するよう希望すると表明しました。
アッバス議長は当日、ヨルダン川西岸の都市ベツレヘムで、「2006年にイスラエルと共に平和を作るよう希望する。国際社会と中東問題の関連四者が確実な努力を払って一日も早くこの地域の平和と安定を実現させるよう希望する」と述べると同時に、パレスチナ人民に対する「破壊的な政策」や暗殺手段を中止するようイスラエルに促しました。
シャロン首相は当日夜、声明を発表し、「新しい一年でイスラエル人とパレスチナ人はいずれも安全と平和を必要とする。私はこのために全力をあげて努力する」と強調しました。
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