パキスタン駐在のイラン大使は24日、イランからインドとパキスタンまでの天然ガス輸送パイプラインを敷設するのは、地域の平和維持にはプラスになるとの考えを明らかにしました。
イランがインドやパキスタンに天然ガスを提供するのは、この二つの国のエネルギー消費増加のニーズを満たすだけでなく、インドとパキスタンとの協力を促すことになり、南アジア地区の平和維持にもプラスになるということです。
なお、このパイプラインプロジェクトは90年代の半ばに決まったものの、インドとパキスタンの政治関係の影響でずっと実施されませんでした。2004年、両国の平和プロセスが始まった後、このプロジェクトは再び議事日程に盛り込まれ、今年に入って、双方がこのプロジェクトについてやっと協議を達成しました。
|