中国外務省の秦剛スポークスマンは22日、北京で行われた定例記者会見で、「台湾及び大陸の民衆は、正しい態度で歴史を認識し、中日関係の問題を実務的に解決するよう、日本側に希望する」と表明しました。
これは秦剛スポークスマンが台湾と中日関係についての質問に答えた際、述べたものです。
秦剛スポークスマンは「台湾は中国の一部として、かつて日本に侵略され、半世紀に亘って占領された。第2次世界大戦が終わった際、ようやく祖国に復帰したものだ」と述べました。
秦剛スポークスマンはまた、「大陸の人々にせよ、台湾同胞にせよ、日本側の誤った言行に対し、はっきりした認識を持っており、いずれも、歴史を正しく認識し、真剣な反省を行い、実務的な措置を取り、中日国交正常化の時に中国に承諾したことを履行するよう、日本側に希望する」と強調しました。
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