アメリカ農務省動植物検疫局は12日、「アメリカは日本産牛肉の輸入禁止を解除する」と発表しました。
アメリカ農務省動植物検疫局の高官は「全面的なリスク分析を行った上、検疫局は一定の条件で日本から牛肉を輸入することが安全だと認める。しかし、狂牛病のアメリカ進入を防ぐために、アメリカ肉類検疫法で日本から輸入した牛肉に対し厳しい検査を行わなければならない」と述べました。
報道によりますと、日本政府は当日、アメリカとカナダからの牛肉輸入禁止を12月に解除する予定だとのことです。
2001年9月、日本で狂牛病が発見された後、アメリカは直ちに日本からの牛肉輸入を禁止しました。日本はかつてアメリカの牛肉輸出の主な対象国でしたが、2003年12月、今度は、アメリカで狂牛病が見つかった後、日本もアメリカ産牛肉の輸入を禁止するようになりました。
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