アメリカの世論調査機関ゾグビー社が7日発表した調査結果によりますと、今年に入ってから、エジプトやサウジアラビアなどの一部のアラブ諸国の国民のもつ中国のイメージはアメリカ、ロシア、インドを上回る一方で、アメリカのイメージは大いに悪化しています。
ゾクビー社は今年の10月、エジプト、サウジアラビア、ヨルダン、アラブ首長国連邦、レバノン、モロッコの6カ国で、中国、アメリカ、ロシア、インドの4カ国に対する社会調査を行いましたが、その結果、これらの国で中国に好感を抱く人々の占める割合が一位となっています。
イラク戦争の発動及びアラブ人とイスラム教徒に対するアメリカの態度によって、アラブ諸国の国民のもつアメリカのイメージはこの1年来悪化し続けています。
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