アメリカのラムズフェルド国防相は5日、メリーランド州で「アメリカの人々は、イラク情勢に対し楽観的な見方を持つべきで、アメリカ軍の死者の数をもって、イラク情勢を判断する基準にすべきでない」と述べました。
ラムズフェルド国防相はこの日、メリーランド州の大学で講演を行ない、アメリカ軍の死者の数に注目するのは誤った見方である。なぜなら、第二次世界大戦の時、アメリカ軍の死者の数はもっと膨大なものだったからだ」と述べました。
しかし同時に、ラムズフェルド国防相は「イラク情勢は、政府が当初予測していた通りに進んでいるわけでない」ということも認めています。
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