5日付けの『人民日報海外版』は、アメリカのアーノルド・カンター元国務次官の『アメリカと中国との競争は、調和の取れたものであるべきだ』と題する文章をのせましたが、アーノルド・カンター元国務次官は、この文章で、今、アメリカと中国は、共通するチャレンジに直面しているため、両国関係における協力的要素と競争的要素を一体化させ、安定した米中関係を構築するための効果ある方法を見出すことが必要だと述べました。
カンター氏は、その際「両国間の対話は、相互信頼や相互理解の強化、そして誤解の解消に有利だ。両国の指導者は、毎回の協議を通じて、それぞれの立場をはっきりさせ、それぞれの政策制定をより健全な方向へ導くべきだ」と指摘しています。
カンター氏は「米中官の協力は両国国民の利益に合致し、安定し平和な、かつ繁栄した国際的な新秩序の構築にも役に立つ」とみています。
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