韓国政府は21日、イラク駐留軍1000人を削減すると明らかにしました。これは韓国の李海瓚(イ・へチャン)首相が当日、開かれた閣議で決定したものです。
この削減案によりますと、イラク北部アルビルに駐留している兵力3200人のうち、数回に分けて1000人を撤退させることになります。撤兵は、来年の上半期から開始するとのことです。
韓国政府の高官は、「この行動により、韓国のイラク駐留軍がイラクの復興に協力するという主要任務は変わっていない」と指摘しています。
当日の閣議では、イラクに派兵している韓国軍部隊の駐留期限を1年間延長するとの決定も採択され、国会で可決されれば、韓国のイラク派遣部隊が来年の12月末まで駐留することになります。
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