韓国のチョン・ドンヨン(鄭永東)統一相は6日、朝鮮の核問題の解決と南北経済共同体の形成を促すため、朝鮮への電力提供を支持するよう国民に呼びかけました。
チョン・ドンヨン統一相は、当日、キョンキド(京畿道)のコヤン(高陽)市で行われた「2005年度統一文化際」の席上、「南北経済共同体の確立は韓国が世界の経済強国となる上での必要な条件である。そして朝鮮で電力援助提供は、南北経済共同体確立での核心的事柄で、4800万の韓国国民は南北間の協力を推進する責任を担っている」と述べました。
朝鮮の核問題をめぐる第四回六ヶ国協議で、韓国は、朝鮮側が核開発計画を放棄しするなどの交換条件の一つとして、朝鮮側への200万キロワットの電力提供を提案していたものです。
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