エジプトを訪問中のイラク国家安全顧問のルバイエ氏は13日、2006年末までに、約3万人余りの多国籍部隊兵士がイラクから撤退するとの見込みを示しました。
ルバイエ氏は当日、エジプトのムバラク大統領と会見した後記者会見し、「イラク政府は、多国籍部隊と結ぶ、駐留部隊の人数を減らす条約を制定中である。2006年末までにイラクから撤退する多国籍部隊の人数は合わせて6万を超える見込みだ」と述べました。
しかし、ルバイエ氏はまた、「イラク政府は多国籍部隊の撤兵の具体的な時間表を作っておらず、これは主に、イラクの国内情勢やイラク軍の整備に関わるものだ」と述べました。
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