イタリアを訪問中のイラクのタラバニ大統領は8日、ローマで、イタリア軍に対し、引き続きイラクに駐留し、イラクの再建を援助するよう要望しました。
タラバニ大統領はイタリアのベルルスコーニ首相と会談後の記者会見で「イタリアを含むイラク駐留多国籍部隊はイラクの民主と安定の実現にとって極めて重要だ」と述べた上で、さらに、2006年末までイラクに駐留することをイタリア軍に要望し、「その時になれば、イラクの軍隊は自国の安全と安定を保証する能力を備えるようになるだろう」と述べました。