パキスタン外務省のスポークスマンは10月31日、「ニューデリー同時多発爆発にパキスタン国内の武装組織が関わっているとするインド側の非難を拒否する」とパキスタン政府の姿勢を示しました。
パキスタンのムシャラム大統領は31日、インドのシン首相に電話をし、29日のテロ爆発の遭難者に哀悼の意を示し、同時に、「この最も卑怯なテロについてのインド側の捜査活動に全力を挙げて支持する。」と表明しました。
これに対し、シン首相は電話の中で「国外の勢力が多発テロに関わっていることを証拠が示している」と述べ、テロ組織に対策を取るよう要求しました。
これについてインド外務省はその後声明を発表しましたが、これを受け、パキスタンのスポークスマンは「ニューデリーのテロ爆発にパキスタンの武装組織が関わったとする非難を受け入れることはない」と述べました。
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